〜紫晶薔薇ノ座 ― 財ヲ呼ビ護リヲ授ク結晶〜
淡き紫の光を纏うクリスタルより、七輪の薔薇が咲き誇る置物。
※夜禍ノ店が扱う品は、すべてが前の持ち主様より縁あって託された、唯一無二のものにございます。
同じものは二つとなく、それぞれに異なる過去と宿す力を秘めております。
私どもは、某国の市場で数百円にて仕入れ、数万にて売り払うような無粋な真似は一切いたしません。
ここに並ぶのは、真に必要とされる方、運命によりその縁を結ばれる方のみへと渡るべきもの。
どうか、魂が惹かれたその瞬間を信じていただければ幸いです。
ーーーーーーー
七重に重なる花弁は「繁栄」「循環」「永続」を象徴し、古来より厄を退け、幸を招く印とされてきました。
ひとつの花は小さき力でも、七輪が揃うことで輪が広がり、やがては大きな流れを呼び込む――そう伝えられております。
この薔薇には、財運を司る チョウピラコ様 が深く宿っております。
その力は鋭く派手に現れるものではなく、日常のなかで少しずつ護りと豊かさを積み重ねていくもの。
持ち主を災厄から遠ざけ、跳ね返し、必要とされる時にふと財の流れを引き寄せる――
それはあたかも目に見えぬ手に導かれるかのように。
この結晶がもたらすとされる恩恵
・魔除け・厄除け（不運や災いを遠ざける）
・金運上昇（思わぬ収入や財の流れを呼ぶ）
・商売繁盛（停滞していた流れが動き出す）
・良縁招来（人との縁が財や守護へと繋がる）
・心の安定（不安を鎮め、前向きな意思を育む）
過去の持ち主様は、
・停滞していた商いが不思議と活気を帯び、やがて繁盛へと転じた
・困窮の際には思いもよらぬ臨時収入に救われ、生活の流れを繋ぎ止められた
・人との縁が自然と繋がり、そこから財や機会が巡ってきた
と語り残しています。
この力は、常に持ち主の意思を映す鏡のように働きます。
ただ「飾る」だけではなく、日々祈りを込め、想いを寄せることで共鳴し、運命の歯車を静かに動かしていくのです。
偶然と必然の境目が曖昧になっていくそのとき――
薔薇が放つ紫の輝きが、あなたに護りを授け、財を呼ぶ道しるべとなるでしょう。
夜禍ノ店　‐祀神 灯‐